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データのガバナンスとは

データガバナンスは、データとビジネスのアーキテクチャを結び付ける戦略レイヤとして、誰もが関わる業務です。大半の組織は意思決定の際にデータを使用します。スマートな企業はすべて、確実に実施していることです。データは全員の業務に関わるものであることから、組織全体で一貫した扱いができれば、最善の成果が得られます。つまり、データとは、IT部門(データ保持者)とその他の部門(データ利用者)双方のニーズに資するものと言えます。この戦略的で強力的かつ継続的な実践をデータガバナンスと呼びます。
データガバナンスとは
データガバナンスは急成長している分野の1つですが、多くの組織ではこの正確な定義付けに苦労しています。

データガバナンスの定義

データガバナンスは急成長している分野の1つですが、多くの組織ではこの正確な定義付けに苦労しています。Dataversityによると、データガバナンスとは「組織内のデータ資産の正式な管理を確実に実施するのに役立つ実践とプロセス」です。

erwinではこの定義��さらに掘り下げて、データガバナンスとは「組織がデータを検出および追跡し、適切なビジネスコンテキスト内に正確に配置し、そのセキュリティ、品質、および価値を最大化できるようにするための戦略的かつ継続的な取り組み」と捉えています。組織全体においてデータは、説明責任と有意義なインサイトを促進できるように、アクセスでき、一貫性があり、使用できなければなりません。

しかし、データガバナンスの関連プロセス、実践、およびコンテキストは、ビジネスによって大きく異なってきます。そのため、組織は、独自の定義、つまり、組織のニーズに特有の定義に到達する必要があります。この理解を深める最良の方法は、ビジネスにデータガバナンスの採用を推進している主な要因を検討することです。

意思決定、GDPRコンプライアンス、その他のデータガバナンスの導入要因

データガバナンスが注目されるようになってきたのには、一般データ保護規則(GDPR)の適用開始が大きく影響しています。実際、2018年5月の適用開始日に先立ってerwinが初めて発行した「データガバナンスの状況」に関する報告書では、データガバナンスを導入する最大の要因が法令順守だとする組織が60 %にのぼることが明らかになりました。

ところが最新の数々の分析を見ると、データガバナンスのメリットと重要性をじっくり落ち着いて考えるようになってきていることが分かります。2回目の調査では、データガバナンスの取り組みを進める最大の要因として「意思決定の向上」を挙げた組織が62 %となり、最も多くなりました。さらに、『2021 State of Data Governance and Empowerment(2021年版データガバナンスとエンパワーメントの状況)』報告書では、データセキュリティとデータ品質が主な要因に挙げられています。

ただ、こうしたコンテキストにデータガバナンスをどう適用するかを理解しないままに導入しても、ほとんど効果はありません。組織全体のデータガバナンス戦略を定めるには、まず、どのような事業成果をあげたいのかを考えるところから始めるとよいでしょう。このアプローチにより、それまでデータガバナンスの取り組みで課題となってきた点を、関係者全員が共通の目標として掲げられるようになります。

48 %

データセキュリティ

45 %

データ品質

35 %

分析

34 %

法令順守

データガバナンスの進化

データガバナンスは、定義を定めず、IT部門の中だけで扱われてきてしまったため、その考え方が部門間でも異なってしまうことがよくありました。部門間でもこうした齟齬があったとすれば、これまで理想のデータガバナンスとは程遠い状況になってしまっていたのも無理はありません。
データガバナンス1.0
最新のデータガバナンス

過去のデータガバナンス1.0の例を見てみると、検索と検出支援を目的としたデータカタログの構築に関するものが主でした。データガバナンスの取り組みが幅広い業務から意見を採り入れずに基本的にIT部門の中だけで進められたということもあり、こうしたアプローチでは、データガバナンスの価値を高めるのに苦労することも多々ありました。

他からの貴重な意見がないため、データカタログの構築作業ではコンテキスト不足に見舞われました。また、組織の主なデータシチズン(分析とインサイトを目的に日常的にデータを管理、活用する人々)の声を採り入れることを怠ってしまったことで、組織的データの重複、不整合、および品質の悪さに悩まさ�����ることもよくありました。

その結果、データガバナンス1.0の取り組みは、思ったような盛り上がりを見せないまま終わってしまいました。

もちろん、法令順守をデータガバナンスの導入要因として考えている組織にとって、こうした事態は問題です。新しいデータを常に取り込み、保存し、活用するというデータ主導型ビジネスの性質を考えると、法令順守の基準を満たすのは一度で実現できることとは思えません。そのため、データガバナンスの優先順位を下げて、このまま立ち消えにすることはできないのです。

データ・ガバナンス・ツールのメリットとは

データガバナンスの取り組みを進める一番の動機が法令順守であることを考えると、なぜ包括的なデータ・ガバナンス・ツールを使用する必要があるのかは容易に理解できますが、なぜそれを使用するべきなのかを理解することも大切です。

erwin Data Catalogerwin Data Literacyなど、erwinのデータ・ガバナンス・ソリューションは、これまでとは全く違う観点からデータを捉えることができるようになります。組織内で協力しながらデータガバナンスに取り組むことで、コンプライアンスの面以外でも次のようなメリットが数多くあります。

  • データの管理、把握、および活用にかかる費用を削減します
  • 自動化によってデータパイプラインの速度と精度を高め、インサイトを深めます
  • 組織のデータの価値を大幅に高めます
  • 取り扱うデータのシステム、ポリシー、および手順を標準化します
  • デジタルトランスフォーメーションなど規模拡大に関するイニシアチブをサポートします

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erwinがデータガバナンス企業たる理由をぜひご確認ください。erwinは、成熟した持続可能なデータガバナンスに不可欠なメタデータ管理をはじめとするイノベーションによって、Gartner、IDC、および業界刊行物で高い評価を受けてきました。